科学コミュニケーションにおける原子力問題に関する覚え書き

原子力業界は「原子力ムラ」という言葉からも想像できるように、オープンではない印象が強いです。しかし他方で、原子力業界は早くから情報開示や意見交換会の開催を行ってきた歴史も持っています。 例えば、柏崎刈羽原子力発電所の周辺地域では「柏崎刈羽原子力発電所の透明性を確保する地域の会」が2003年から活動を続け、東京電力も参加しています。以下のページには…

続きを読む

科学コミュニケーションと「知的突っ込み」

数年間の話になりますが、2015年2月8日に第3回とちぎサイエンスらいおん公開シンポジウム「科学技術コミュニケーション ー豊かな地域社会をつくるためにー」に参加しました。(参考:サイエンスらいおん事務局による開催レポート) 小川義和先生(国立科学博物館)が招待講演の中で、「知的突っ込み」について話をしてくれました。小川先生の講演から学んだことを今…

続きを読む

科学コミュニケーションにおける「対等性」に関する懸念と対策案

2005年は「日本における科学コミュニケーション元年」と呼ばれることがあります[1]p18-p34。複数の大学で科学コミュニケーションに関する教育が本格始動した年に当たります。その後押しもあり、サイエンスカフェなどの科学コミュニケーション活動がそれまでに比べ多く開催されるようになりました。[1] 小林傳司『トランス・サイエンスの時代:科学技術と社会…

続きを読む

科学コミュニケーターになるには

「科学コミュニケーターを名乗るには、やはりCoSTEPを修了しないといけないのですか?」と質問されたことがあります。※「CoSTEP」とは、北海道大学の科学コミュニケーター養成プログラムの略称です。 もちろん、そんなことはありません。現在のところ、国が「科学コミュニケーター」という名の資格を設けているわけでもないですし、職名として「科学コミュニケ…

続きを読む

サイエンスカフェという「場」

サイエンスカフェは科学コミュニケーション活動の典型例です。その起源は1990年代にヨーロッパで広まった「哲学カフェ」であるといわれています。※日本でも「哲学カフェ」や「哲学対話」といったイベントが多数開催されています。 参考ウェブサイト:哲学カフェ・哲学対話ガイド 日本におけるサイエンスカフェの広がり科学コミュニケーションが日本で注目され始めたの…

続きを読む