私たちは粒々でできている?

身の周りの物質は何からできているのか?これは人類が太古から問い続けてきた根源的な問いです。この問いに向き合い続け、答えを出し続ける営みは物理学が持つ要素の一つです。「物質観の探求」と言えます。 その探求は古代ギリシアで原型が生まれました。レウキッポスやデモクリトスは、以下のような疑問を持ちます。 「物質を細かく、さらに細かく刻んでいったら、どう…

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科学技術イノベーションとデザイン思考、そして、科学コミュニケーション

現代において、科学と技術は別物ではなく(科学技術)扱われ、さらに、それらに基づいたイノベーション(科学技術イノベーション)が求められています。そんな中、イノベーション創出や課題解決に用いられる「デザイン思考」や「インクルーシブデザイン」といった思考法や概念が科学技術の文脈でも注目されています。 これらの思考法や概念については、以下のネット記事も参…

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科学コミュニケーションにおける放射性廃棄物に関する覚え書き

放射性廃棄物の処分は、現在の人類が対峙している大きな問題です。もし、全世界で原子力発電を行わなくなったとしても、既に存在する放射性廃棄物の処分には向き合わねばなりません。 日本学術会議は2012年9月に「高レベル放射性廃棄物の処分について(←pdfファイルです)」を発表しました。続いて、2015年4月には提言「高レベル放射性廃棄物の処分に関する政…

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科学コミュニケーションにおける原子力問題に関する覚え書き

原子力業界は「原子力ムラ」という言葉からも想像できるように、オープンではない印象が強いです。しかし他方で、原子力業界は早くから情報開示や意見交換会の開催を行ってきた歴史も持っています。 例えば、柏崎刈羽原子力発電所の周辺地域では「柏崎刈羽原子力発電所の透明性を確保する地域の会」が2003年から活動を続け、東京電力も参加しています。以下のページには…

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科学コミュニケーションと「知的突っ込み」

数年間の話になりますが、2015年2月8日に第3回とちぎサイエンスらいおん公開シンポジウム「科学技術コミュニケーション ー豊かな地域社会をつくるためにー」に参加しました。(参考:サイエンスらいおん事務局による開催レポート) 小川義和先生(国立科学博物館)が招待講演の中で、「知的突っ込み」について話をしてくれました。小川先生の講演から学んだことを今…

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